フィンランド語では、主語によって動詞を変化させます。
動詞を変化させるためには語幹をまず語幹をつくります。
語幹の作り方によって動詞は6つのタイプに分類され、タイプ1・タイプ2・タイプ3・タイプ4・タイプ5・タイプ6と分かれます。
動詞はもとの形が必ずaかäで終わります。
→その形を「A不定詞」といいます。
タイプ1の動詞
A不定詞の最後のa/äの前に母音がある動詞がタイプ1の動詞です。
タイプ1の動詞は最後のa/äを取ると現在語幹になります。
asua(住む)→asu-
itkeä(泣く)→itke-
seisoa(立っている)→seiso
フィンランド語には未来形がなく、未来の話でも現在形が使われます。
人称語尾
動詞には人称語尾をつけます。
「私」は-n、「あなた」は-t、「私たち」は-mme、「あななたち」は-tteです。
hän「彼/彼女」の人称語尾は「語幹の最後の語尾を伸ばす」です。
he「彼ら/彼女ら」の人称語尾は母音調和により、-vatと-vätの2つがあります。
動詞には人称語尾がつくため、minä、sinä、me、teは省略されることがほとんどです。